3日坊主ならまだましな方

何でも良いです。続けられたら及第点。

年寄りの方がバカが多いという偏見を持ちそうになった話

毎週水曜日はマガジンとサンデーの発売日。

漫画雑誌の発売日、新宿警察署近くのコンビニでは、ブックスタンド前にスーツ姿の男達が押し合いへし合い立ち読みをしているのを観察できる。

「人がゴミのようだ」

空高く飛ばなくとも、人がゴミのように見える場所はある。パチンコ屋しかり行列のできるスイーツ屋しかり立ち読みのできるコンビニしかり、だ。

ゴミは昼や夕方に増えるので、良識ある私(ゴミ)は16時を狙って読む。すると右隣の男が雑誌の並ぶ棚に、サッ、と何かを捨てた。男は飴をやけに音をたてながら舐めていて、見た目にも非常に気味が悪かった。年は50歳以上だろうか。着ているものは安物そうだ。例え高価なものであろうと安物に見える。

「何か捨てたな…」と思うものの、その風体に怯み注意できない。気になりつつもイブニングの立ち読みを終えると男はどこかへ消えていた。棚の奥を見ると飴の包み紙があった。

立ち読みをした後は、何かを買って帰る。今日は明治の板チョコを買った。税込103円。このお金は講談社に全く入ることはない。

チョコは歩きながら食べた。新宿駅に着くまでに食べ終えた。

「立ち読み」「歩き食べ」

自分がすべきではない事をすると嫌な気分になりストレスが溜まる。

小田急線で電車を待っていると、階段の横という事もあって狭く、黄色い線の外側しか歩けない。少し危ないし、L字になろうと横に並んだ。しばらくして、70過ぎの女性が私の思惑に気づかず普通に並んでしまったので「あ、すいません。先に並んでいます。後ろに人が通れないみた…」

「ああわかったわかった!先に並んでたのね!別に抜かしなんかしませんよ!」

「いえ、そういう訳ではなく、横に並ばないと後ろが通れないので…すみません」

何故謝らにゃならんのか。


=====蛇足=====
この間見た「おとなり」
はまあまあ
その後の「麦子さんと」
は普通に面白かった